オタ活の終焉

夢中になれる何かがあることは、メンタルや生活そのものの支えとなると思う。その対象がなんであれ、たとえ自分が全く興味がないものでも、夢中になっている人を見たら「わかるよぉ〜」と言いたい。

2016年に突然好きになって追いかけてきたAAAが、2021年のドームツアーを最後に活動を休止。本来は2020年に行われるはずだったツアーがコロナの影響で1年延期となり、待ちに待ったライブだったわけだけど、これを最後にAAAとしての活動が見られなくなると思うと、ずっと延期していて欲しい気もしていました。

最終日の札幌公演。いつも通りに明るくてパワフルにライブが進んだけど、最後なんだなと感じたのはセトリ。perfect→ミカンセイ→777の流れはエモかったなぁ。そしてさよならの前にでしんちゃんが泣いて歌えなくなった時に、ああ、本当に終わってしまうんだとしっかり現実と向き合った気がします。

ほんの数年前、AAAが初めて東京ドームでライブをした時に、さよならの前にを歌いながら長い花道を7人でワイワイ歩くのを見た時の感動を思い出しつつ、今、札幌ドームの長い花道を同じく「さよなら」を歌いながら5人で歩く彼らを見ている。「さよなら」は別れの歌だけど、この時まで一度も悲しい曲だと感じたことはなかったな。

予期せぬ形でメンバーがちらほら抜けてしまい、5人のAAAになったことで歌割りが劇的に変わってから、しんちゃんは本当に歌が成長したと思う。ソロ活動の時も(AAA)を必ずつけていたのはしんちゃんと宇野ちゃんで、その2人が泣いていたのを見ると、込み上げるものがありました。

他のメンバーもソロ活動をして魅力が増したと思う。スター性も実力もさらに磨かれたというか。だからこそやっぱり、ずっとグループでも見たかったなあと思います。ソロ活動がどれだけ充実しようとも変えられないグループの良さってあるから〜。

悲しい気持ちでライブが終わろうとしていた時、最後に日高氏が言ったんだ。「もしもこの先の未来で不安になったり悩んだりしたら、いつでも過去を振り返ってください。そこにはいつでも僕たちがいます」って。

過去を振り返ることは悪いことじゃないし、今まで出会って、別れてしまった人たちも、いつでも後ろにいてくれるような安心感を覚えて、ああ、今日この場所でこの一言を聞けて本当に良かったなと思いました。

わたしの中では、落合博満講演会で聞いた「ホームランを打てないなら誰もいないところにヒットを打てばいい」に並ぶ忘れられない名言となるでしょう。

翌日の新千歳空港は、ライブ帰りのファンでごった返し。当然ですが、以前西島さんが好きだと言った六花亭の霜だたみは完売。空港だけでなく、デパートでも霜だたみだけがピンポイントで完売。えげつねえ影響力。

出発ロビーで沢山のお土産を抱え、誰もがまだライブの余韻に浸って思い出を語り合う中、西島さんのインスタにソロプロジェクトの新しい動画がアップされて、なんちゅうか、クリスマス翌日に急に正月ムードに切り替わるニッポンのスーパーの感じ。ユノウ?

そんなわけで、わたしの中で一つのオタ活が終わりを迎えました。最後のライブを観て本当に質の良いJ-POPグループだなと改めて思いました。みんなスターだったし、カッコよかったし、なにより楽しかった!だからまたいつか、AAAに会える未来があるといいです。その時は願わくば、浦田さんもいて欲しいです。